2009年7月30日木曜日

今、この瞬間を感じる

週に1度のセルフカウンセリングクラスも、もうすぐ終わりが近づいている。

後半のクラスでは、心の奥に触れるようなワークが多くて、いろいろ整理できずにいた。


「思考」の下に隠されている何かに出会うというのは、慣れていないとむずかしい。
何かに気付いた瞬間、思考のスイッチが入ってしまう。
だから、今「考えていた」ことについて説明はできても、
今この瞬間に、自分が何を「感じている」のかわからない

この事実に気付いた時は、本当にショックだった。

世の中で一番かわいがってやらないといけない人間が、
今何を感じているのか、わからないなんて。


「心を探求する時に大事なのは、何かと出会った時にそれを治そうとしたり、
変えようとしたりしない、ということなんです。ただ、それが存在する事を
迎え入れることです。具体的には、ゆっくり呼吸をしながら、
時間空間を与えてあげるんです。」



何か私にとって不都合なものと出会ったら、即座に「それ」を分析し、
静かに、かつ、できるだけ速やかに、「それ」を切り捨てる。
まるで、切れ味の良いメスを使うように。
それが、これまでの私のやり方だった。

大人になるにつれ、わざわざ切り捨てなくても「それ」と付き合う方法は、
あるということを学んだけれど、一度体で覚えてしまったやり方を
変えるのは、本当にむずかしい。

ただ、確実に一つ言えることは、「未来」は「今」の延長線上にあるということだ。
今この瞬間を感じることができない私は、これから出会う「何か」も感じることが
できないのかもしれない。

2009年7月25日土曜日

大雨、そして冠水・・・。

昨夜の九州北部の大雨は、すごかった。

私の住む町の周辺でも道路が冠水して通行止めになり、
外出先から戻るのに、ひと苦労。

地方とはいえ都市の中に住んでいると、
いわゆる「自然」との距離が遠いように感じることがある。

だから、「自然」が向こうからやってくると、そのエネルギーの
大きさにびっくりしてしまう。

2009年7月23日木曜日

「学問」 山田詠美

先日、大好きな山田詠美の出版記念サイン会に行ってきました。



サイン会に行くのは、今回が2回目。

発売日当日に、しっかり本と整理券をゲットし、指折り数えてこの日を迎えたのだった。



自分の番が少しずつ近づくと、前に並んでいる人とエイミー(こう呼びたい・・・)との会話が

漏れ聞こえてくる。



私の前に並んでいる男性が彼女に何か話しかけて、エイミーが

「そうっす。」

と、答えるのが聞こえた。


「そうっす。」って・・・・。

・・・・こんなかわいい「そうっす。」、今まで聞いたことないー♪♪



自分の番がきたけれど、エイミーのきれいな爪や指輪、ブレスレット

しか覚えていない。


もう充分オトナと呼ばれる年齢だというのに、このトキメキ&ドキドキは

どこから出てきてるんだ??


にっこり微笑む彼女は、暖かくて、やさしくて、かっこいい女性だった。

2009年7月15日水曜日

博多祇園山笠3

山が走り終わった途端、人々は一気に移動し始める。

そんなゴタゴタの中、偶然知り合いの方々と遭遇!

一緒に櫛田神社まで、「鎮めの能」を見に行くことになった。

山笠のスタート地点である櫛田神社の周辺は、まだまだ人がいっぱい。



「鎮めの能」とは、追い山の最後に荒ぶる神様に捧げる能とのことだが、

境内は、まだまだとっても賑やか。






山を終えた男たちが、「オイサ、オイサ」と声を上げて

走り回っている。





睡魔で朦朧としつつ、能を鑑賞。

が、とにかく眠い。









7:00 A.M
無事お開き。

帰宅後、気がつくと床に転がって3時間も寝ていた・・・。

博多祇園山笠2


場所を東長寺の前に移動して、見物。
寺の門の前には、東長寺のご住職が袈裟を着て座っておられた。

大トリの飾り山の迫力はケタ違いだ。

見物客からも、「おぉぉ~」という声が聞こえる。

昔は、道路の幅もずっと狭かったわけだから、
その迫力は もっともっとすごかったんだろう。





この旗も十分高いと感じたのだが











その旗の周りを一周する飾り山は、さらにでかい。

博多祇園山笠1

「祭」と聞いて血が騒ぐのは、何故だろう。

早朝4:00。

テレビ観戦(?)で楽しむつもりだったのに、その40分後には

カメラを握り、大通りの人混みの中にしっかり混ざっていたのだった。





今年の1番山は、東流。

あー、やっぱ目の前で見る山笠は、かっこいい。



勢い水のしぶきも、「オイサッ!オイサッ!」のかけ声も、

すごい迫力だ。


が、見物客にもまれて写真はブレまくり、うまく撮れない・・・。





2009年7月4日土曜日

夏到来☆

6月の終わり頃、日が暮れた頃にブラブラ歩いていたら、こんな光景に出会った。






私の住む街では、6月の半ば過ぎからあちこちで祭りの準備が始まる。


この時は、飾り付けの作業が行われていた。


台座の下の方で、男性2人が人形を取りつけている。






水面下で男たちの熱気はじわじわと温度を上げ、7月に入った途端、街は一気に祭りモードになる。